【Age of Networks(AoN-DB)え~ちゃんぶろぐねっとわ~く】【レビュー】東方RPGツクール作品多め【志摩嶋エイジ】

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【レビュー】東方RPGツクール作品多め【志摩嶋エイジ】

デスマーチ!何が悲しくてこんなことに……。どうも、えーちゃんです。
期日に激しくズレが生じているのはそういう事です、お察しいただければ。

さて、今の今まで何もやらんかったわけではなく。
ちゃんと仕事していきますよぉっ!

私が門番じゃなくなった日(作者:和泉ゆきるさん)


サークル:鈴鳴堂さんで公開されている作品です。東方最萌トーナメント2の紅美鈴支援用に手掛けられていたので大分過去のものになります。
作品自体はADV、和泉ゆきるさん自身が絵師さんなのでゲームとしてのクオリティやら演出などは評価対象外です。
私がここで取り上げたいのは、絵師さんでも頑張ればゲームを作れるよ!という実物がある、という事です。
ゲーム作りたい!と言う人は多いですが、実際に作ってる人は稀なので、こういう「努力」を認めるのは活性化につながるのではないでしょうか。
絵師さん向けに簡単にマインスイーパーを作れるゲームの話も紹介しておきます。

RPGツクール製:東方ゲームなど


以下、本題など。

超絶!小傘の幻想郷驚愕大バトル!(作者:syouさん)


難易度に定評のあるsyouさんの作品です。内容はオーソドックスなRPGゲーム。氏の作品にしてはシンプルです。
ストーリーがぶっ飛んでるのはいつもどおり。氏の作品ですしおすし。
ただ、VX製なのでランタイムパッケージの種類にはご注意。

【あらすじ】
なんと小傘が自分のゲームを作った!
主人公に選ばれたのはアリス・幽香・咲夜の三人。まぁ紆余曲折を経て、テストプレイをする事に(プレイヤーである貴方が)
とりあえずてきと~に、と思っていた矢先、ゲームに対して不正アクセスをする輩が現れて……

【システム】
シンプルです。覚醒して技開放してバシバシ殴る。それ故に油断してるとこちらがボコボコにされるので、序盤はちょっと辛いめ。
地味にパラメーター上昇系が光るのはもうRPGツクールのお約束。

【難易度】
敵の強さが視覚的に分かるのでそれほど難しくはありません。ただ、一回戦うごとの難易度がアレだったり、即死耐性ないと厳しいゲームです。
ただ、対策をキッチリやればプレイ自体が難しい訳ではないので、むしろ優しいぐらいかと。
私基準なので、初見さんやRPGツクールのシステムそのものについてあまり慣れていない方にとってはちょっと難しく感じるかもしれません。
(専用スレの方々のレビューはレベルが高いので、あえてこう書きます)

更なる上級者の方には、ゲームプレイ時に難易度選択が出来るので、お好みの難しさでどうぞ。
このレビューに於ける難易度は「Easy」を想定しています。

【総評】
あくまでも基本に忠実なゲームです。
PTが5人いるので、従来の作品と比べると運用が難しいかも。
まぁ、そこも慣れればどうって事はなく。
回復薬は大切。これに尽きますね。

東方秘宝伝~サガ2東方伝説(作者:トゥダてゐさん)


氏の作品で遊ばせていただくのは初めてなので予備知識なんて全くありませんでした。
Sa・Ga2秘法伝説も未プレイでしたが、この作品をプレイした事でちょっとやってみようかなぁ、と思わせてくれる、そんな作品でした。

【あらすじ】
世界に散らばる77の秘法……
これらを集めた者の願いは何でも叶うとされ、秘法の力を狙う者が後を絶たなかった。
そんな折、チルノの育ての親であるレティは秘法を集め、悪者の手に落ちないように旅に出る事を決意。
幼いチルノに秘法の一つを預け、旅立っていく。
幾年も経ち、戻らぬレティを心配したチルノは、レティを追って旅立つことを決意するのであった。

【システム】
ロマサガのシステムを継承していて、装備している武器・魔法によって経験値がたまり、どんどんレベルを上げていく、というものです。
装備レベル自体に大きな効力はありません。主に攻撃力が上がるというぐらいでしょう。
但し、小さな事も積み重ねれば大きくなります。それは、実際に終盤まで遊んで威力の差をご覧下さい。
また、閃きシステムもロマサガから。武器によって閃く技が違うので、あれこれ装備して確かめてみるのも良いでしょう。
コレクターなら全コンプしてみたいところ!

更に、ちょっと戦略性を要求するものとして、スキルの使用回数が決まっています。
武器の少ない序盤や、杜撰な育て方をしていると終盤にまで響いてきます。
何事も計画的に行いましょう。

【難易度】
LPがないのでバタバタ倒れても問題ありません!
が、当然ながら経験値は得られないので、LPがない=倒れても問題ない、というのではないので、そこは要相談。
レベルアップ時に上がった分は回復しないので、ちょっと戸惑うかも。だからなんだ、というワケじゃないんですが、宿で泊まるのを忘れていると、いつのまにかダメージ(実際は被ダメじゃないんですが)がすごいことに!
宿で泊まる以外にスキル使用回数は回復しないので、とことん効率性を要求されます。
ただ、ザコ敵はそんなに強くないので、やばくなったらレベリングで対応しましょう。

【総評】
初見でもゲームシステムが理解できれば正直難しくはありません。
ストーリーは恐らく原作リスペクトかな、と思うところがあって、東方しか知らないとキャスティングに違和感があるかもしれません。
まぁ、この部分は実際に原作を遊んでいただいて納得、の形かなと思います。
まぁ、元がオマージュ作品なのでキャラ配置などなどに関してはノータッチの方がいいかも。
ゲームとしてはかなりサクサク遊べますが、いかんせんシナリオが長いのと、秘法を77も集めるので結構大掛かりなストーリーです。
時間をゆっくり見つけて、気晴らしに遊ぶのがちょうどよいでしょう。
また、やりこみ・低レベルプレイに走るととんでもないぐらいの難易度に化けます。
覚えるスキル・武器レベルに対する配慮・手に入る場所など……やりこみ要素は満載です!
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